不破大輔 セッション at 新宿PIT INN

2021年3月14日(日)

不破大輔 セッション at 新宿PIT INN
 Open 19:00 19:30〜 ¥3,000+税(1Drink付)
  不破大輔:Bass 峰 厚介:Tn.Sax 立花秀輝:Alt.Sax 大友良英:Guitar 坪口昌恭:Piano, Synth. 磯部 潤:Drums

 ◎2/1(月) AM11時より、店頭予約、電話(03-3354-2024)、またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから、予約(開場時優先入場)受付開始。
 □新宿PIT INN:新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1   ☎:03-3354-2024

---------

昨年12月に不破大輔と初共演した事がきっかけでお誘い頂きました。このところインプロセッションが目白押しで、引き出しの多さや表現力が試されるわけですが、アレをやってやろう、こうしよう、とか考えず心を無にして取り組みたいと思います。

坪口昌恭 3Days at 新宿PIT INN

2021年3月21(日) 22(月) 23(火)

坪口昌恭 3Days at 新宿PIT INN
 19:00 Open 19:30〜 ¥3,000+Tax(1Drink付)

  ■3月21(日) 坪口昌恭TRIO Reunion+菊地成孔 <満員御礼🙏>
    坪口昌恭(Piano, Electronics) 菊地雅晃(ac.Bass, Electronics) 藤井信雄(Drums)  Guest:菊地成孔(Sax)

  ■3月22(月) Ortance
    坪口昌恭(Piano, Synth, SynB) 西田修大(G, efx)  大井一彌(Ds, efx)  Guest:ermhoi(Vocal)

  ■3月23(火) Radio-Acoustique
    坪口昌恭(Piano, el.P, Synth) 清水昭好(ac.Bass) 横山和明(Drums)

 □2/1(月) AM11時より、店頭予約、電話(03-3354-2024)
  またはホームページの各公演日のチケット予約フォームから予約(開場時優先入場)受付開始。
 □新宿PIT INN:新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1   Tel:03-3354-2024

---------

昨年の3Days直後ライブ自粛となってから一年が経ちますが、観客数を限定しての配信ライブが主流になったり、音楽の受け取り方がガラッと変わってしまいましたね。
音楽だけでなく世の中はオンラインやらSNSに溢れ便利にはなりましたが、膨大な情報や言語に翻弄されて疲れちゃいませんか?
できればお店で生で、何も考えないで音の遊びに身をゆだねたら、心や脳のコリもほぐれるのではないでしょうか。
坪口ならではのインストゥルメンタルな抽象と具象の狭間で、言葉以前の人間の根源のようなものを共有できたらと思っています。
ジャズへのリスペクトと解体、時代を表すテクノロジーをふんだんに織り交ぜて、3日間大いに“音遊”させて頂きます。

今回のトピックとしては初日の、マチャーキ&藤井さんとの旧坪口トリオ!昨年12年ぶりに再結成し、静寂インプロの感触があまりに良かったので再演決定。菊地さんも誘ったのでQuintet Live Dubみたいですが、あくまで坪口TRIO+よ。
二日目は、ジャズの作法を封印した事で別次元の自由を獲得したJ-PopバンドOrtance。有機的なサウンドスケープを描くマン・マシーン・ミュージック。ermhoiさんもいるよ!
三日目、ジャズピアニストとしての自分が最も素直に表出するトリオ。今回はエレピも加味し、信頼の横山くん清水くんと共にスタイリッシュにお届けします。
TzboMove2021web.jpg

DC/PRG 解散公演

2021年3月26日(金)大阪、4月2日(金)東京

DC/PRG ラストツアー
 ■3月26日(金) 大阪バナナホール
  Hey Joe, We’re dismissed now/PARTY 1-OSAKA
 ■4月2日(金) 東京新木場スタジオコースト
  Hey Joe, We’re dismissed now/PARTY 2-TOKYO

  【DC/PRG】
   菊地成孔(conductor, CDJ, Key)、
   坪口昌恭(Key)、大儀見元(Per)、津上研太(Sax)、
   類家心平(tp)、高井汐人(Sax)、大村孝佳(g)、千住宗臣(Dr)、
   小田朋美(key)、秋元修(Dr)、近藤祐太(b)、安藤康平(Sax)

 □チケット最速先行:2021年2月27日(土)11:00~3月7日(日)23:59
 ▢チケットぴあ受付URL
 ▢チケット一般発売日:2021年3月13日(土)10:00~

---------

DC/PRGは本2公演をもって解散することが発表された。<DC/PRG解散声明 by 菊地成孔(Facebook)>
昨年はコロナ禍で一回もライブができていないし、2007年に一度解散しブランクがあるものの、22年間このバンドにオリジナルメンバーとして在籍できたことは、僕の音楽人生にとって格別であり、改めて誘ってくれた菊地成孔氏にありがとう、お疲れさんと言いたい。
90年代は僕の方が一方的に誘っていたのを、初めて誘ってくれたのがDate Courase Pentagon Royal Garden(俗称デトコペ)。99年はSpank Happy転換期の制作も手伝ったし、人力で大勢でやるのがデトコペ、コンピュータ稼働で2人でやるのは東京ザヴィヌルバッハ、みたいに近いコンセプトで同時発進した。ところが二つ揃ってさあ行くぞ!と言う時に不安神経症発症で大変だったね菊地さん。でもステージに上がり音を発したとたん平気になってた。演奏って究極の癒やしなんだな。
最初に菊地さんからデトコペの構想(エレクトリック・マイルスやプーさんみたいに)を聞いたとき「坪口はホルンで参加してくれ」と言われたんだよ。なんだそりゃ?面白そうだから良いよ別に、と楽しみにしていたところ、ソリストが少ないからやはり鍵盤で、となった。そりゃそうだ。でも実は2nd Album「構造と力」では、アレンジの段階からホルン入りを想定していたのでレコーディングでも吹いているんだよ。ライブでもその頃2〜3度吹いた。
旧新宿Liquid Roomや恵比寿みるく時代はディープだったな。観客の中に妙に挑発してくる女の子がいたり、踊りながら泣いてる子を眺めながら、あぁ俺今シンセソロの最中だった、と幽体離脱みたいに感じたこともある。ハノイやミラーボールの時なんか特に。
アフリカン・ポリリズムだけでなく、整合性のないマルチBPMのアイデアなど、弾くこと自体に難しさはないけれど感じ方の変態さが面白く、それは僕の他の音楽にも生かされている。数々のフェス出演、観客の反応(ステージのマイクが拾うので鼓膜が破れるかと思うほどの)など、他では経験できないことばかり。そしてこのバンドで認知されたことで多くの出会いがあり活動の幅が広がった。僕の音楽人生を大きく推進したバンドであることは間違いない。
菊地さんがメンバーに優しいから、俺とか研太が口うるさく意見することもあったな。参謀というか番頭というかね。
こっちが緻密に音色仕込んで、タイトなプレイを心がけてるのに、菊地さんのあの雑なのか絶妙なのかわからないワウ・オルガンでかき消されるたびに、何だよもう!と思いつつ、これがデトコペよ、他の誰にこんなことできるか、と誇りに思ってる。
東京ザヴィヌルバッハ20周年時にリユニオン・ライブをおこなった身としては、第一期メンバーによるデトコペ・リユニオンなんかできたら良いのに、と半分冗談で進言したけれど、菊地隊長シカトよ。
これまでベストライブと言える回が何度もあったけど、それらを更新するラストライブになるよう、強い思いで臨むよ、よろしく!(坪口昌恭)

▲TOP